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執筆者の写真園長

「ごあいさつはこころのたべもの」

 今日(2024年10月1日)より、ひみようちえんのブログを始めたいと思います。いろんなテーマで書いたり、少し長文になることもあるかと思いますが、お暇なときにでもお読みいただけたら嬉しいです。


 さて、本日から令和7年度に向けての入園願書配布が始まります。就学前の成長の場としてぜひ様々なことを考慮しながら、お子様にとって最良の園をお選びいただけたらと思っています。特に子ども・子育て支援新制度が始まり、保育料の無償化等、保護者の皆様にとって、幼児期の子育て環境はかなり改善が進んできたのではないでしょうか。多くの幼稚園がこども園になったり、また本園のように幼稚園のままであっても預かり保育を行ったりなど、近年の保護者の皆様のニーズに応える形で「幼稚園」という環境も大きな変化を遂げているように思います。

 

 そんな変化の中でも、園として「変わらない、変えてはいけないもの」をひとつだけあげるとするならば、それは先々代の園長である私の祖父が残してくれた「ごあいさつはこころのたべもの」という言葉かなと思います。「ごあいさつをすると、ごあいさつをしてもらった人は、美味しい食べ物を食べた時みたいに心が嬉しくなる。そんな嬉しそうにしている人を見ると、ご挨拶をした人も心が嬉しくなるよね。」、そんな思いで祖父はこの言葉を園の子どもたちに伝えていたそうです。


 子どもたちの心育ては、急速な子どもたちを取り巻く環境の変化の中、とても重要なことの一つです。義務教育の年齢になると、ネット社会の弊害にもうまく対応していく必要も出てきます。そんな荒波に挑む前の「幼稚園」という環境の中では、このような「ごあいさつ」から始まるあたたかな思いのやり取りをたくさん味わってもらいたいです。そこから相手に対する思いやりや心配りなどの「優しさの芽」を子どもたちの心の中に少しずつ、少しずつ育てていきたいと思っています。


 「ごあいさつは こころのたべもの」、この言葉をこれからも日見幼稚園の宝物として、子どもたちとともに大切にしていきます。


一番最初の日見幼稚園の卒園写真です。上段真ん中が初代園長の祖父です(^^)

 


 

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